2009年12月13日日曜日

閉店あちらこちら。

とある漫画を読みながら、
この漫画の存在を初めて知った古本屋はもう
閉店してるんだよなとしみじみした。

今月もお気に入りの古書店が閉店する。
そのお店は他のお店に吸収される的な形で
そのお店は遠くにあって気軽に行けない距離なんだけど
CDに凄い掘り出し物があったりして
自分の好みの音楽が結構置いてあって好きだったから
撤退してしまうのはけっこう悲しい。

その店の前の通りをもっと南下した所に
これもまたかつて古書店があった。
そこもまれに掘り出し物があって
買いそびれて後悔してる画集があったりもする。

古書店も中古CD店もどんどん閉店してるし
ゲームショップもほとんど潰れてしまった。
気軽に入りやすかった洋服店も閉店した。
靴屋もどんどん無くなっている。
近所にあったお店も古い民家も
どんどん消えて新しい家や駐車場になってる。

年を取るってことは
こういう事を感じるって事なんだな。
こういう体験をくり返し続けるのだな。
なんだか凄く悲しいけど
この土地は、この町は、
自分のためのものじゃないから
若い人これから生まれる人
自分とは感じ方の違う人の土地でもあるから
他の人が生きていくには
これでいいのかも知れないとも思う。
でもとても悲しい。
すごく悲しい。

老いるということは、自分の体が老いても
回りの建物はずっと一緒には老いてくれないって事だ。
どんどん新しくなる、昔あったものが分からなくなる。
何が新しいか分からなくなる。
力が入らない。

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