2009年12月15日火曜日

ゲッサン創刊号(2009年06月号) その2

  • 『QあんどA』 (1話)身近な兄が自分勝手で嫌な感じなのが良くも悪くも気になる。
  • 『あずまんが大王 補習編』 (1年生)適度に面白かったり微妙だったりするのが良かった。
  • 『よしとおさま!』 (1話)男同士の関係が変 BLっぽいのでは。
  • 『月の蛇』 (1話)男の決め顔が読んでいてちょっと恥ずかしかった。
  • 『アオイホノオ』 (13話)面白いけど想定読者が狭い気がする。 その時代や作中で語られているアニメを知らない人にも面白さは伝わっているのだろうか。
  • 『バースデイ』 (読切)さらっと軽く読める小品という感じ。 読み切りとしては悪くないと思う。
  • 『アサギロ』 (1話)天才剣士目線のの傲慢な話かなと思ったら勝つ意味や重さが多少描かれていて良かった。
  • 『忍びの国』 (1話)奥行きなど空間や遠近感が上手く描けてないから、縦構図の距離感や迫力が上手く出ないコマがあるように思う。熱血っぽさも空回ってる気がする。 あとコミカル要素を変な所で入れるので熱い物語の流れが止まって萎える所があった。 この作品もどっかしら人間関係がBLっぽい感じがある。
  • 『ここが噂のエル・パラシオ』 (1話)ありがちな話をありがちに描いてるだけのように思える。
  • 『第三世界の長井』 (1話)オチがよく分からなかったけど落ちてないのかも知れない。
  • 『イボンヌと遊ぼう!』 (1、2話)どこかでみたような設定の漫画。 それなりには読めるけど、この漫画こそ編集長代理が創刊の宣言かなにかで暗に疑問を呈した既存漫画の縮小再生産そのものなのではないだろうか。
  • 『まねこい』 (1、2話)キャラのあっさりした崩し描きに魅力があって、こういう簡素なキャラのタッチで日常四コマやエッセイ漫画描くと面白そう。 ただヒロインの顔のアップが、くどいっていうか怖い。
  • 『マコトの王者』 (1話)中身が入れ替わり相手の苦労が分かった、で元に戻れば良かったのに。 この後の物語を入れ替わりを意識しつつ読み続けるのがなんだか面倒そうに思えた。
  • 『怪、刺す』 (1話)可も不可もなくすぐ忘れてしまうような内容と挿絵だった。
  • 『権力の犬 ポリスワン!』 (1話)途中からノリが変わって面白くなくなった気がした。
  • 『リンドバーグ』 (1話)安彦良和の影響がある絵柄。 漫画の体裁だけど各コマの構図がコマを読み進める時にいまいち上手く流れていかない感じ。 
  • 『タイムメール』(小説) (1話)自分の中では創刊号で一番つまらなかった。 たとえメインの青年を思いこみの強いキャラとしてわざと書いていたとしても、主人公を含め出てくる人間全員がまぬけに見えてストレスが溜まった。
  • 『楽神王』 (1話)聖闘士星矢みたいなメカが出てきた。 大味な設定と展開だし小学生向けの雑誌に連載した方が合ってる気のする漫画だった。
  • 『ザ!!ビーチスターズ』 (1話)キャラの絵を上手いと思わないし、決めポーズらしい腰を落とした姿勢のポーズも魅力を感じないのだけど、試合が始まるとテンポも良く面白かった。 連載モノの続きのようだけど初めて読む人にも上手くまとめて描けてる気がする。 女の子キャラがいまいち可愛く描けてないのが勿体ない。
  • 『信長協奏曲』 (1話)絵柄が昔どこかで読んだことあるような感じだけど新人のようだから似た別の人なのかな。 胸元のはだけた少年を描きたいだけなんではって気もした。
創刊号だからなのか、異世界からやってきたとか異世界へ行ってしまった的な話が多かったと思う。 そういう設定を使わないと物語を始められないものなのだろうか。

あと、書いたものを後で読んでみて否定的な事ばかり書いていたので焦った。 おそらく、読んだ後の読後感がダイレクトに感想に出ているんじゃないかと思う。 設定や絵柄やもろもろが良くなくても読み終えて納得出来る感覚が残っていたら好感度のある感想になるのではないかなと。 といっても読んですぐ感想をメモしてるものばかりではないのだけれど。 いうまでもなくその号に載っている話を読んだ時の感想であって作品全体を俯瞰してどうこう書いてるわけではないです。

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