2010年5月17日月曜日

月刊スピリッツ03号(2009年12月号)

『今日のあすかショー』は今までと違い、あすかの家庭や内面を描くことであすかの不思議な感じが失われてしまった。 『SIN』は子供の頃のシンの笑顔が山本英夫の漫画みたいだったけどアシ経験とか何か関係あるのかなあ。 『8はち』は今まで可も不可もなくって印象だったけど、ドラゴンソウルは面白かった。 あと、眼鏡クラブは、千原Jr.とサバンナ高橋が昔メガネ部ってコントをやっていたので、学生とサラリーマンの設定の違いがあるとはいえ既視感がぬぐえなかったんだけど、後半、オヤジ狩りをする青年が良いキャラでなかなか面白かった。

『淀川ベルトコンベア・ガール』は、かよには友達いないんじゃなかったんかい!って思ったけど、同じ部のクラスメイトは親しいうちには入らないのかな。 かよの関西弁のおかしさもヒロインが福井出身ということでフォローされてしまった感があった。 今後は中学のクラスメイトが、かよに迷惑をかけて那子が助けるって展開を予想。 『青みゆく雪』は恋愛物として面白いけど、宇仁田ゆみや日本橋ヨヲコなどの太めの線って苦手なんだよなあ。 そういいつつ宇仁田のコミックス何冊か持ってるけど。

『ピペドン』はいまいちだった。 二重の一人勝ち状態が延々と語られるだけなので、一種の自慢話をずっと聞かされてるような疲れを感じる。 足立が二重の態度を何でも自分への好意として解釈するのも単純な人って感じでうんざりしてしまうなあ。 『逆襲のオレ×ヨメ』は最終話。 予定調和的にハッピーエンドかと思いきや、最後にもう一ひねりあって、今後も話が続けられるような終わり方をしていた。 もっと長い尺で読みたかったなとも思う。 これで月スピ購読の一番の動機が失われてしまった。 『強制ヒーロー』って判断の付けにくい案件を扱う漫画なのだなあ。 『黒い羊』は、漫画だから大味な展開や演出も分からなくはないんだけど、でも人の前で顔だけじゃなく髪の色も次のコマですぐに変わったりするのにはなんだ釈然としない。


今回あったギャグ漫画を1コマづつリレーして描く企画は面白いと思うけど、参加してる漫画家が自分的にはギャグ漫画家って印象のない人だらけなのにギャグ漫画家扱いだったのが変な感じがした。 でもオチは上手く付けたと思った。

あと、連載漫画の表紙のQRコードが目障りって言うかうっとうしくて仕方なかった。 確認したら先月号からついてるんだな。 ゲッサンには無かったけど、他の雑誌でもこういうの頻繁にやってるのかなあ。 去年何冊か買ったスピリッツには無かったはずだけども。

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