例によって気になった漫画の感想など。
『シュトヘル』 週刊ビッグコミックスピリッツ本誌からの移籍。 前に絵柄が気になって1巻を流し読みした事はあったけど、急に途中から読まされるから分かりづらかった。 週刊の方を読んでる事前提で系列の月刊誌に移動させるにもやり方があるだとうと思った。 一応簡単な人間関係を1ページで示してるんだけど、もっと文章であらすじを載せるべきだったのでは。 月刊スピリッツを創刊号から読んでる人間としては、本誌を読んでて当たり前と思うなよと言いたいし、自分が雑誌を途中から買うならともかく、急に話の途中から連載が始められると読者が軽んじられてるようで腹立たしい。 そう言うことを言いつつも『ミル』をゲッサンに移籍させて欲しいとか言ってるので偉そうなことを言える立場では一切無いのだけど。
『ドラゴンジャム』 話は悪くないけど、達也の目を大きくした顔をハンコのように似たり寄ったりで何度も使い過ぎるし、ハンサムとタイゾーの髪型がかなり似ててぱっと見分かりづらいしで読んでいてイライラした。
『SIN』 不愉快で残酷な試合の決着が付いたけど、雑誌の大きさで読むと絵が荒く感じてしまう。 そろそろ話的には終わるのか次の展開があるのかどうなるんだろうか。
『路上力』 コラムの12回にして今までの総集編みたいな回だった。 最終回なのだろうか。 少し前まで頻繁に雨が降っていたので取材が滞ってるのかも知れないけども。
『新・逃亡弁護士 成田誠』 真犯人に関係ありそうな人間が出てきたので今後の展開が気になるなあ。 今回のエピソードでは力の加減や感情の抑制が出来ない少年が出てくるんだけど、ゲームに熱中して他が見えなくなるような行動とか、こういうキャラクターが出てくる事とかが面白かった。 こういう人物像を描かせたら小山ゆうは凄く上手いんだよなあ。
『花もて語れ』 朗読が人を助けるツールになってる事に違和感を感じるけど、死んだ女の子の回想や詩の解釈の漫画化に情感がこもってて良かった。
『たべるダケ』 新人の読み切り二本立て。 朔ユキ蔵の漫画に出てきそうな女の子がスーパーで会った見知らぬ人の家で料理を作らせて食事をするって話。 面白かったけど、料理を作らされた人達が好意的に受け止めてるしみんなの表情は良いしで、まるでほんわかした心暖まる話のような雰囲気を醸してはいるものの、料理を作ってもらった女の子の他人への接し方や去り方になんだかうすら寒いものを感じてしまった。 心根の優しい人を狙ったボランティアの強要シーンをソフトに描いてるような。 新人だけど、絵はほとんど完成されてるし才能のある人だとは思う。 漫画家のアシスタントでもやっているのだろうか。
『森山中教習所』 最終話であるけれども、これなら前回で終わってた方が綺麗だったかな。 詰め込みすぎ急ぎ足な終わり方で物足りなかったというのが正直な所。 なんていうか、この最終話を読んで、どういう話なのか気になって遡って読みたくなることがないような最終話で残念。 見開きページがいまいちと思った。
今月の巻末のアンケートでは、流れ星という芸人コンビに月スピ連載漫画について聞いていた。 相変わらず中身の薄いコーナーだったけど、芸人の人が『新ダイナマ伊藤!』の杉本ペロは漫才のネタを書ける人、って言っていて、自分も以前何度かこの漫画家の作品について漫才のネタみたいって書いたけど、この漫画家は、ネタが書けるのではなくて、ボケとツッコミのくり返しを延々する事でしか話を進められないだけじゃないかと思う。 物語を作れないだけなのでは。
今月号で買うのを止めようかと思ったけど次号で『ミル』の現行エピソードが終わるらしいし、『SIN』の今後が少しだけ気になるしで来月号で終わりにしようかと思っている。
2010年8月27日金曜日
頼まずして助けてもらう事について。
こないだ買い物をしてる時に、浴衣を着たちっちゃい女の子が冷えた飲み物の棚の、ちょっと高いところにあるジュースを背伸びして取ろうとしてて、その子は取るそぶりをしながらもこっちの顔をじーっと見たので、無理して取ってペットボトルを落としたり転んでも危ないと思って代わりに取ってあげたんだけども、こんなちっちゃいうちから大人や男を上手く使うスキルを持っているのかー、って思った。 女の子は子供の頃から男を使うのが上手いって話を子供の親がするのをしばしばメディアで見かけることがあるけど、こういうことなのかな。
その子は兄弟と思われる男の子や母親らしき人と一緒に買い物に来ていたようで、その後母親に買わないっていわれたのか棚にジュースを戻しに行ってたけど、見ず知らずの自分に対して物怖じしてなかったし、たぶん父親とか祖父母など回りの大人の人に大切に育てられて大人慣れしてるんだろうな。 大人慣れっていうか、頼み癖かな? まあ元々そういう性格かも知れないけど。
自分はすごい人見知りする方だったなー。 上手く人に助けを求められなかったし、ありがとうやごめんなさいも上手くいえずに失敗したし、それは今でも上手く言えないし、かといって自分で何でもやってきたってわけでもなかったし。 それにしても子供の頃にじっと見てたら大人が何かしてくれるかもって思ったこと自分にはあったっけかな。 ホームドラマの関白な父親の真似して何も言わずにお茶碗を母親に差し出して怒られた事はあったと思う。
その子は兄弟と思われる男の子や母親らしき人と一緒に買い物に来ていたようで、その後母親に買わないっていわれたのか棚にジュースを戻しに行ってたけど、見ず知らずの自分に対して物怖じしてなかったし、たぶん父親とか祖父母など回りの大人の人に大切に育てられて大人慣れしてるんだろうな。 大人慣れっていうか、頼み癖かな? まあ元々そういう性格かも知れないけど。
自分はすごい人見知りする方だったなー。 上手く人に助けを求められなかったし、ありがとうやごめんなさいも上手くいえずに失敗したし、それは今でも上手く言えないし、かといって自分で何でもやってきたってわけでもなかったし。 それにしても子供の頃にじっと見てたら大人が何かしてくれるかもって思ったこと自分にはあったっけかな。 ホームドラマの関白な父親の真似して何も言わずにお茶碗を母親に差し出して怒られた事はあったと思う。
2010年8月18日水曜日
ゲッサン15号(2010年08月号)
今月号はなぜか、そわそわして前半を急ぎ足で読んでしまった。
- 『Waltz』 (10話)岩西の人生哲学が語られつつチクタクに契約を持ちかけたり、他方では、苺原にそっくりの男が苺原の振りをしてバイト先の横暴な店長をいなしたり、バイトを止める旨を伝えたりする話。 とうとう首折り男が登場。 たしかに苺原とそっくりだけど、これが現実の出来事なのか、実は苺原が携帯に独り言をしゃべっていて脳内回想してるだけなのかまだ分からないと思った。 長髪の男が首折りなんじゃないかって前に書いたけど、よく考えたら苺原そっくりという特徴があったんだよな。 でも長髪の時は変装してた可能性もあるといえばあるし。
- 『とある飛空士への追憶』 (11話)シャルル達が島を出発した途端、敵の罠にはまり危機に陥る話。 冒頭で敵側の優秀なパイロットがシャルルを褒めるんだけど、原作通りとしても、このタイミングで主人公を持ち上げるシーンを入れるのは自分的に盛り下がった。 持ち上げなくても優秀なのはちょくちょく描かれているのであえて目立つように描くのをくどいと思ったからだ。 あと、シャルル達が敵に挟み撃ちされた時に機体を横回転させて逃げたけど、引きの全体の絵が少なく自機のみのコマが多いので、どういう位置からどんな方向へ逃げ方をしたのかなどが分かりづらかった。
- 『QあんどA』 (15話)庵堂弟がよそ見をして足に怪我をし入院。 忍がお見舞いに行くために遊歩に庵堂弟について色々聞くのだけど、遊歩は嘘を教えて話がややっこしくなりそうな予感、という話。 やっと気づいたけど、この漫画ってあだち風ギャグ漫画なのか。 ギャグ漫画という視点で見ればこの漫画の現状を理解できる気がする。 面白いかどうかは別として。
- 『ここが噂のエル・パラシオ』 (15話)エル・パラシオのみんなで夏祭りに行くけどまたプロレスしたりドタバタする、という話。 忠輔と桜花と陽向の三角関係の話は陽向の心の動きだけ進んでるなあ。
- 『いつか空から』 (1話)新連載。 主人公の高校生が実は宇宙人で、他人に変身する能力がある事が両親の口から発覚する、という話。 正直面白いのか面白くないのかよく分からなかった。 雑誌の表紙を飾った連載の1話目としては面白さや気がかりとして引っかる要素が何もないのが心配になる。 この作者は主人公の男の子が女になる的な話は既に一度描いてるんだけど、設定に思い入れでもあるのかな。 女装男子ブームに乗っただけだったりして。 個人的にはこの漫画家は、「今日から俺は!!」を読んで以来吉田聡を薄めてライトにした漫画を描く人っていう印象が良くも悪くも拭えなかったんだけど、この漫画は大分違うし、10数年読まない間に作風が変わったのかなと言う気もした。
- 『ハレルヤオーバードライブ!』 (14話)合宿最後の日の練習で、小雨が自分の隠れたポテンシャルを麗と冬夜に見せつける回。 麗は小雨の歌と演奏を間近で見て惚れ直すわけだけど、冬夜は小雨の能力がハルの影響ありきの力であると見抜いてて、冬夜もハルのことは好きだけど、 小雨のように自分の気分で演奏能力が簡単に上下しないレベルにいるわけだし、ハルという下駄を無くした時に小雨はどうなっていくか、が次のこのバンドとしての山になるのかな。
ところで、演奏が良い感じの時にタイトルと話数が見開きで入るという演出は、この漫画で既に一度やってるし、二度目はさすがにくどいと思った。 あと、小雨が月に向かって「はぁー」ってため息をつくコマが、吹き出しがトーンにかかって見づらすぎて完全に失敗だと思う。 - 『BULLET ARMORS』 (2話)トレマ狩りをしている街に来たイオンが、自分がトレマ使いとバレて街の人間に嫌われるんだけど、街の子供を助けた事で街の人間と仲直りし受け入れられる、という話。 ありがちな話でそれなりに面白くはあったけど、トレマ使いが嫌われてる理由とか、避けられてる空気感を毎回もっと出さないと、トレマ使いのイオンと周りの人間の関係性がいまいちピンと来づらいんじゃないかと思った。
あと、普通の言葉にこの漫画世界の専門用語をルビとして振ることで、専門用語を分かりやすいようにはしてるとは思うんだけど、トレマとか、ブリーダー、ベイカーっていう用語が一目見て何なのかうっすらでも分かるようなネーミングじゃないのが、この世界に入りづらくさせてると思うしもったいないと思う。 ベイカーやブリーダーじゃなくて、別に壊し屋、トレマ使いでもいいのでは。 いやトレマも分かりづらいんだけども。
それから、ペンや紙を変えたのかPCを使ったのか分からないけど、妙にに絵が上手くなってる気がした。 線を整理しただけ? で、背景で妙に他より上手いのがあるっていうか、雑ではなく細かく描いている自然の風景が幾つかあるんだけど、あれも本人が描いたのだろうか。 - 『妹先生 渚』 (3話)前回の続きで、渚を気に入ってる女子生徒が、なんだかドタバタしてるうちに立ち直って父親とも仲直りする話。 漫画ならではのマジック。 その女子生徒の父親が海へ落ちるギャグは面白かったけど、全体的に喜怒哀楽の表現がオーバー気味な気がする。 作者の持ち味ではあるのだと思うけども。
- 『ぼくらのカプトン』 (13~15話)急に女子マネージャーが出てきたけど前に出たことあったっけかな。 実際は分からないけどテコ入れだと感じた。
- 『FULL SWING』 (3話)ボクサーがワガママな女の子に振り回されつつも失っていたやる気を思い出させられる的な話。 今までで一番面白かったかな。 でも話をただコマにして順番に描いてるだけのような、味わいも間もあまりない漫画だった気がする。 今までのような原作を漫画に落とし込むのに苦労したって感じはしないんだけど、漫画がスムーズに進みすぎて読後の印象がほとんど残らないような感じ。 いや残りはするんだけど薄かった。
- 『よしとおさま!』 (15話) よしとおが村長の家に仕掛けられたガスを浴びてしまい、自分でも忘れていた過去の世界になぜか迷い込んでしまう、という話。 その過去の記憶の中で、よしとおとサビ丸が幼い頃既に出会っていたって事が発覚するけども、前回、ふとした時に普段のサビ丸の口調がよしとおに接してる時と違う事が示されて、今回、よしとおの過去の光景をサビ丸も見てしまい、最後にサビ丸の態度に変化が起こるというふうに繋がっている感じがあったし、これをきっかけにサビ丸のよしとおへの接し方が変わるのかな? でも、またよしとおがサビ丸の気持ちを理解しなきゃいけない的展開になる予感。
- 『忍びの国』 (15話)無門達が戦に参戦することで、一気に伊賀優勢になる、という話。 無門がひたすら強く、お金に目が眩んだ伊賀勢も強い、という事が示され続けるんだけども、無門と対立構造にある信雄は魅力が無く簡単に劣勢になるし、無門に弟を殺され信雄側に付いた忍びは全然描かれず空気化し、敵ではあるけど伊賀側と直接の対立軸にはいない天膳ばかりが目立つので、話は盛り上がってる事になってるんだけど、人間関係を軸に読むと全然盛り上がらない感じ。 同じようなことばかり言ってる気がするけど、個人的に苦手という感情を置いても、無門って主役の顔じゃない気がする。
- 『アオイホノオ』 (27話)前回の自動車教習所の続きで、ホノオが本試験に落ちるという話。 このエピソードがホノオを描く上で必要なエピソードとは今の所思えないなあ。 高橋留美子の漫画の分析と教習所のエピソードをタイミングという言葉で繋げているのだけど、漫画に対してのタイミングという言葉の使い方がこじつけにしか思えなくて違和感がかなりあった。
- 『まねこい』 (29、30話)歴史研究会の旅行へ行くために、引率を副顧問にお願いするのだけども、面倒がられて断られたので、副顧問の弱みをネタに引率してもらおうとする話。 29話の表紙はホンチーと奈波の水着姿だけどもヒロインとしては魅力的に思えないなあ。 このところ登場人物が増え猫太郎がおざなりにされてるし、29話も教師の新キャラが出てきて、今回の2話とも、その教師と少し前に新登場した崎山とのやり取りを軸に話が進むんだけども、崎山というキャラは急にポッと出てきて印象も魅力も薄いし、そんなキャラと今回の新キャラ教師とで話を作られても興味を持てなかった。 というか、崎山は今回の新キャラ教師と絡ませるために前もって出てきたようなキャラって感じもする。 で、新キャラの女教師なんだけども、これが公私混同したただの嫌な人間にしか見えなくて、出してきた意味がよく分からなかった。 あと、クラブの部長の新撰組マニアっぷりなんだけど、新撰組のメンバー名で部員を呼ぶのが話を無駄にややっこしくしてるようにしか思えないし特に面白い要素には思えない。 まあ今更だけども。 次号はゲッサンの表紙が『まねこい』との事だけど、内容がいまいちになっている今、表紙をやるのは逆効果な気がする。 表紙にするのが遅きに失したと思う。 部活メインになってから自分の中で『まねこい』への興味はどんどん下がっている。
- 『アサギロ』 (15話)沖田が土方に興味を持ち、試合に誘う回。 今回は事件が起こる前のネタ振り回という感じで話は可も不可もなくだった。 沖田の刀がチンピラ三人組に盗まれるんだけど、チンピラの1人が刀を地面に放り投げた後、それを土方が拾うシーンがコマの流れとして急な感じがして、漫画内の空間や時間感覚が分かりづらかった。 刀を捨てたコマに「馬鹿侍に持たせておくにはもったいねえ刀だ!」というセリフがあるのに違和感を感じた。
- 『怪、刺す』 (読切)女友達が2人旅行でホテルに泊まったら、温泉で不思議な現象に出くわす、という話。 これまで短編の記事に挿絵が幾つか入るという形だったものが、今回はコミックス化という事で漫画として登場。 実話告白物のセオリーにのっとって、原因不明の投げっぱなしENDなんだけども、投げるにしても、事情を知ってそうな仲居さんに話を聞かないで終わるっていうオチをずるく感じてしまった。 登場人物が、避けられない理由ではなく自分達で謎を謎のままにしてるからそう思ったんだと思う。 でも怖くて聞きづらいというのは分かるんだけども。
- 『マコトの王者』 (15話)天堂に入ったマコトがトレーニング開始と、大地に入ったマコトが試合で逆襲を開始した回。 マコトがジョーンズにカウンターを入れた見開きなんだけど、右に説明的なコマを3コマ入れたせいで肝心の見開きのカウンターパンチのインパクトが薄れてしまったと思う。 見開きでバーンってハッタリを効かせる前にカウンターをした理由を読まされてしまいパンチがヒットしたインパクトが数テンポずらされるっていうか。 あと、天堂のトレーナーである町村が、顔を赤らめたり女性っぽいリアクションをしてたのが、今回の女性用エプロン着用で、作者の意図だという事が分かった。 こういうのって本筋への興味を散漫にさせかねない余計な要素だと思うのだけども。
- 『楽神王』 (15話)兄弟対決が終了した途端、戦争に非協力だったはずのシンダカートが大挙来襲して、ルーチェ側とドメーニカ両方に攻撃をしかける。 そんな最中にドメーニカの王であるヴェリタが部下を引き連れシンダカートに反撃、という話。 兄弟が和解する前半は、死にかけた人も出ているのに戦争がぬるい兄弟喧嘩に収斂してしまったな、もう盛り下がってくばかりだな、と思ったんだけど、両軍を潰そうとシンダカートがやって来たり、影の主役っぽいヴェリタが遂に参戦、という展開が、話の流れとしてそんなに意外ではないものの、漫画的には予想外の話の盛り返しでびっくりした。 これは案外それなりに盛り上がって終わるかも。 ただ、シンダカートが大群で来たのに目立ってるのは1人だけだし、攻撃に集団で制圧しようとする迫力がいまいち感じられないし、ドメーニカの方も、ヴェリダは良い感じで怖そうだし、楽神のバトルが見やすいのは良かったけど、背景がシンプル過ぎで戦いの緊張感を感じられなかったのが物足りなかったし、あと、誰がどの辺で戦ってるとか空間を分かりやすくして欲しかった。 それにしても礼音と一緒に来たオルケストラは完全に空気になっていて、礼音とギスギスした時の盛り上がりはなんだったんだろう。 群像劇がいまいち上手くいってなくてもったいない。
- 『月の蛇』 (15話)飛虎の過去編の続き。 強い男に完敗し鼻っ柱を深く切られた飛虎が、その男に殺されずに新しい名前を与えられ違う人生を生き始めるっていう話。 前回も書いたと思うけど、飛虎の過去はあっさりし過ぎていて、背景を描いたことで逆に薄い人物になってしまった感がある。 牢の中で寝ころんでいる飛虎の絵がシンプルに描き過ぎて軽いのも、敗北や死ぬかも知れない感じが伝わって来なくて勿体なかった。
- 『イボンヌと遊ぼう!』 (16話)みんなで花火をして遊ぶんだけど、風のせいで花火を全部焼失してしまい、それをイボンヌが機転を利かせて場を収める、という話。 それぞれのキャラの個性が一応活きてたし、悪くはないんだけど、もうちょっと盛り上がる何かがあればいいのに。
- 『第三世界の長井』 (14話)今月号は9ページ。 新しい敵などが出てきて長井がおたおたするっていう話。 博士のセリフはそれなりに面白かったけど、詰め込みすぎて間がもっと欲しい感じ。 ところで帽子の男は、話の進行と説明をしてるだけでさっぱり面白みがないなあ。ふと、バッファロー吾郎が大昔にオールザッツ漫才でやっていたコントを漫画化するとこんなゴチャゴチャした感じになるのかなと思った。
- 『リンドバーグ』 (15話)レース決着の回。 もっとレースの話を続けるかと思ってたけどあっさり終わったなあ。 ニットは怪我をしたリンドバーグのサポートにプラモを使ってなんとか完走するんだけども、今回の話はシャークや他のキャラの動きを追うのがメインで、ニットのレースを再開するシーンは全部省略され存在感が薄かったのが主役として気になった。 シャークがいきなりエスペランサを殺そうとしたり、シャークの過去が少し描かれていてそういうのは面白かったけど、予想通りにしても、ルゥルゥは嫉妬深く勝ち気なキャラとして描いて来たのに簡単にニットの味方になり過ぎだと思う。 ティルダもニットと簡単に仲良くなりそうな気配だし、この漫画は人間関係が重層的になりそうで希薄にしか描けてないのでは。
- 『いつかおまえとジルバを』 (23話)ジルバがブラジャーを拾って喜んでたんだけど、仲間の子猫を助けるためにブラジャーが犠牲になってしまうという話。 無難にまとまって可も不可もなくという感じ。
- 『信長協奏曲』 (15話)ふとした失態から信長(に扮するサブロー)が明智や沢彦和尚に出会う話。 いや最高に面白かった。 まさか明智光秀が信長とそっくりの顔立ちで、しかも明智に扮して現れるとは。 この発想は予想していなかった。 本物の信長がどうなるのかずっと気になってたんだけど、こういう方向で現れるのは本当に驚かされた。 それ以外の信長(サブロー)と帰蝶のデートのちょっとしたやり取りに醸し出る帰蝶の愛情とか、サブローの相変わらず脳天気な性格の面白さとか、何気ない部分も良い感じだった。 本物の信長は今も体が弱いようだけど、もしサブローが本能寺で明智と入れ替わっても、歴史的に見て明智もすぐ死ぬわけだし、明智は生き延びていた説で話を進めるんだろうか。 気になる。 しかし帰蝶は本物の方と一緒に殉じそうだなあ。 今回はもの凄い大きな転換点の話だったけど、これからかなり楽しみ。
今月号には、巻末に、「連載陣のしてみる日常。」が久しぶりに復活して、その代わり?「ゲッサン編集部こぼれ話」が無かった。 「こぼれ話」は、いつも先々月のプレゼント当選者発表の下半分に掲載されているのだけど、今月号は、先々月が1周年記念でプレゼントが多かったのか、1ページ全部結果発表だった。 ページの都合上仕方ないのかも知れないけど「こぼれ話」もできれば続けて欲しいなあ。 あと、今月号はめずらしく?新人の短編が掲載されなかった。
あずまきよひこも参戦!月刊サンデー“ゲッサン”に勝機あり? (日経トレンディネット)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090421/1025609/?ST=life&P=3
ゲッサンは「創刊から3年後に単年度黒字を目指している。」との事で、今は2年目に突入してるけど、このままでは黒字化はかなり難しいんじゃないかと思う。 だから3年後に休刊するか、編集長代理が更迭されて中身がごっそり入れ替わりそうな気がする。 3年目に超人気漫画家が連載開始するなどの勝算はあるんだろうか。 ってか『ミル』や『ザワさん』はゲッサンの方が合ってると思う。 何度も同じような事言ってるけど。
まだ買ってはいないけどもう次号が発売されてしまってるし、今回も更新が遅くなってしまったな。
2010年7月27日火曜日
ゲッサン14号(2010年07月号)
- 『BULLET ARMORS』 (01話)ゲッサン新人賞で準グランプリを受賞した後、読み切りの短編を何度か掲載された森茶の新連載第1話。 前に掲載された読み切り作品『BULLET ARMer』の連載化なのだけど、今までの短編よりは面白くなってた。 行方不明の父親の扱いがうっすらハンター×ハンターみたいだけど、始まりとしては悪くなかった。 ただ、絵がまだまだ雑な所もあって、レッズとイオンが会話を続けながら外から室内へ場面が変わるシーンがあるんだけど、会話中テンポが変わらないのと背景がほぼ見えないので、いつ部屋に切り替わったか分かりづらかった。 読み切りの時には、イオンが機械に興味を持った理由が、工場で働く姉が、工場の部品をたまたまイオンに見せたからだったりして、イオンの性格を育んだ背景や家庭の生活感が描かれている所に魅力があったのだけど、新連載ではそういうのが無くなっていて少し残念だった。 メカに興味のある理由はいずれまた別の理由として描かれるのかも知れないし、まあこれからに期待。 しかし相変わらずレッズ・・シンスタントっていう名前は覚えづらいと思う。
- 『QあんどA』 (14話)大内忍の誕生日なんだけど、高級マンションに住む大内の家の隣が小笠原の家で、大内の下の階が霊感の強い黒隅、そして大内の父親は、遊歩の兄が小説を持ち込んでる雑誌の編集だったり、庵堂兄の弱点が香取線香というのが唐突に発覚したりと、かなり大味でご都合主義な回だった。 テンポと間が良いのでそれなりに読めるけど、目的へ話を進めるための下準備がまだ続いてるような感じだった。
- 『妹先生渚』 (2話)渚先生のことを気に入った女子生徒が、勝手に撮った渚の写真をネットにUPしたり、ポスターを作って校内に貼ったりクラスメイトにチラシを配ったりなど突飛な行動をして渚を困らせる話。 このエピソードは次週にも続くけど、最後の2ページくらいが急にあちこちシーンが変わってすぐ終わってしまい、漫画のリズムがちょっと妙な感じだった。
- 『夢のつづき。』 (読切)目が覚めると携帯を持ったまま知らない森に立っていた少年がそこから脱出をする話。 その少年が電話をかけた相手も森の中に現れるので、少年は自分が好きな女の子を呼び出すんだけど、その女の子は、自分が森へ来た理由を知るシーンを描かれることなく、すぐ理解して少年に文句を言うのだけど、それがちょっと違和感があった。 でもアイデアやオチも含めて、まあ投げっぱなしだけど面白かった。 田岡りきという新人の次の作品もまた読んでみたい。
で、この読み切りは、巻末の目次にも載っていないし、新人の読み切り時には今まではいつも編集長代理の紹介文が1ページあって、その次のページから短編が始まってたのにそれもないし、『妹先生渚』の微妙に物足りない感のあった終わり方からして、もしかして『妹先生渚』が予定よりページ数が減って、その穴埋めで急遽掲載されたのかなあと思った。 今月の『妹先生渚』は24ページで、少ないとも言えないけどギャグ物と『アサギロ』意外は30ページ以上が普通だし。 それはともかくとして、ゲッサンルーキー掲示板のページに、ルーキー読み切りを掲載できなかった、とも書いてあったし、近々掲載予定のルーキー原稿の中に、『夢のつづき。』の原稿の画像もあったので、やはりこの短編はイレギュラーな掲載だったのだと思う。 - 『ハレルヤオーバードライブ!』 (13話)前回、小雨がハルに膝枕されてるのを目撃してショックを受けた麗を、タンポポが励ましつつ、励ましている会話の中でタンポポがリーダーを好きらしいという伏線が入った回。 入浴シーンがあったしファンサービス回でもあったと思うけど、基本は恋愛話メインに進められていて、麗らを励ますタンポポの言葉は違和感もなく良かったと思う。 やっぱり恋愛物的な展開の方がバンドメインより盛り上がるように思える。
- 『Waltz』 (09話)蝉と岩西が、何とかチクタクの手から逃れて、蝉は治療室に残され、岩西はチクタクのボスの家に訪問し、首折り男と間違えられた苺原は、警察の取り調べで嘘を付いた後で、大藪(首折り男)に頼まれたという謎の老夫婦に連れられ、知らない一軒家へやってきた、という話。 岩西が自分を殺そうとした相手にさえもビジネスライクに接するのは予想できるけど、苺原が知らない一戸建てに連れて行かれた展開が予想外すぎてびっくりした。 こういう意外性はいいなあ。 前回最後のページに出てきた、チクタクへ仕事の依頼をしたらしき人物(帽子卿)は、今回、ミスリードがなければ出てこなかったっぽい。
- 『よしとおさま!』 (14話)よしとおが夏休みに入って強制的にサビ丸の里へ連れて行かれる話。 サビ丸のよしとおに対する台詞やちょっとした男同士の関係の描き方とかに漂うBLくささは読んでいて相変わらず気持ちの良いものではないんだけど、今回は里のみんなを紹介するのがほとんどで、そんなに変な展開ではなくいtもよりは読みやすかった。 この漫画って、結局よしとおがサビ丸に折れて、サビ丸を共感させる話なんだよな。 よしとおは主役のようでいてサビ丸を持ち上げるための道具みたいなポジションなのが疑問だ。 そういえば、サビ丸の里で新キャラのシロ子が出てきたけども、漫画でよくありがちなキャラでありつつも、今までこの漫画に出てきた女性キャラで一番魅力があると思う。
- 『アサギロ』 (14話)理心流一行が出稽古に出かけ、その先で土方に出会うという話。 土方初登場だったけど、これもまた我が強くてなかなか魅力ある人物だった。 みんなキャラが立っていて、それぞれ何考えてるのか分からないって感じが面白い。 突然気になりだしたんだけど、こういう和物の漫画を描いているのに擬音がカタカナなのは美意識としてどういう感覚なのかなと思った。 いやカタカナも日本語だけども。
- 『とある飛空士への追憶』 (10話)ファナが、島で隠れつつものどかな生活をしてるうちに、つい自分の境遇の愚痴をシャルルに言ってしまうのだけど、ファナの内面には一切干渉せずに、身分や立場の違いから距離を置こうとするシャルルの態度に腹を立て、酔った勢いでわがままを言って困らせる、という話。 ちょっとした安堵感をきっかけに、自分の置かれた立場や恋心の発露などから来る不安が一気に吹き出し不安定になってしまうファナが、ただのわがままではなく、上手く魅力的に描かれていたと思う。 今回はトーンを貼りまくったりしてたせいか、背景のチープさが気にならなかった。
- 『アオイホノオ』 (26話)自動車教習所で、空き時間に漫画を読みつつ不良っぽい女の子と知り合いつつ、怖い教官に運転を教わる話。 極虎一家を読んで自分の漫画の方向性の話に関連付けてたけど、取って付けた感がなくもないなあ。 この先の重要なエピソードで車が必須になるのだろうか。 まあ無難に面白い感じ。
- 『まねこい』 (27、28話) ホンチーも歴史研究会の旅行に行けるように、部員みんなでその方法を考える回と、ホンチーの父親に直談判に行く回。 ハルの機転でホンチーも一緒に旅行に行けそうな展開なんだけど、今回のハルの努力に猫太郎は全然関与してないし、猫太郎に助けを借りて解決するって言う設定が破綻してないかなと思ったりした。 猫太郎に頼ってばかりじゃない所を描くのは当然と思うけど、今回関与してなさすぎなのでもっと、実は影で見守ってた的な要素があっても良かったような。 あと、今回もハルやホンチーの顔の造形がかなり緩くなってると思った。 ハルの格好良い絵が一コマもないのは主人公としていいんだろうか。 改めて言うことでもないけどハルもホンチーも脇役顔だよなあ。
- 『FULL SWING』 (2話)一話完結なんだけど、話が前回と続いてた。 倉田の妹が援助交際をしていて、その彼女に土田が巻き込まれてくって話。 今回の絵柄は現代っぽいっていうか、前回よりも漫画家の絵の領域に引き込めてるように思う。 今回は、まあまあ面白いけどやっぱり間があまりないっていうか、話の転換や気持ちの表現に溜めがもう少し欲しい気がする。 話は予想通りの展開で使い古された話を今やる事に違和感を感じたし、俺の子だ!と叫ぶシーンも無理矢理盛り上げた感があるんだけど、土手で前回死んだ俊のライバルと話をする辺りや終わり方は悪くないと思った。
- 『ここが噂のエル・パラシオ』 (14話)エル・パラシオのメンバーの留守中に、忠輔がみんなの部屋を掃除するっていう話。 掃除してる中で、忠輔が桜花が誰かと腕組みしてる写真の切れ端を見つけ、陽向は忠輔の写真を持ってるのを見られてないか確認する、っていう比較が面白かったし、普通のラブコメとして今回は悪くなかったと思う。 前も書いたかも知れないけどプロレスしてない時のラブコメ展開の方が面白いなあ。
- 『ぼくらのカプトン』 (10~12話)話が前回から続いてて、部活をサボった後輩の話が3本で、全部主将に怒られオチなんだけどいまいち。
- 『忍びの国』 (14話)無門が里へ戻るのだけど、北畠家の名器を担保に織田の人間に賞金首を賭けることで、里から逃げていた他の下忍も動員し、一人ではなく集団で伊賀へ戻る、という話なのだけど、読んでいてどうにも盛り上がらなかった。 無門達が伊賀に加勢することで織田勢はピンチになるけど、どっちが有利になっても得に面白くは感じないのだよな。 というのは、生き残って欲しいと思わせる登場人物がほぼいないから。 あとやっぱり、自分には無門に魅力を感じられないので、妻とのやり取りや、決めポーズとかちょっと白けてしまう。 今後は無門の妻の身に危険が迫るでもならないと無門はピンチにならないのでそういう展開になると予想。
- 『マコトの王者』 (14話)前半は、大地の中に入った天堂が、チャンピオン戦で予想外に苦戦を強いられ、後半は、大地の真ん中の妹が風邪にかかり、末っ子も不安になってる所へ、天堂の中に入った大地が心配して励ましに来る、という話。 後半の末っ子を励ますマコトが凄く良くて、今時の漫画にありがちな妹萌えみたいな感じじゃなく、ちゃんと自分の妹に兄として接してる、励ましてる、って感じが出てて読んでいて温かい気持ちになった。 それにしても末っ子の顔が平たく圧縮されすぎて歪んでるのはどうんかして欲しかった。
- 『イボンヌと遊ぼう!』 (15話)はじめ達が雨宿りをしてる間に、イボンヌが雨音を音楽に変える装置をつくるという話。 ほんわかしてるけど、雨が落ちるポイントに物を置くだけで雨音でメロディーを伴った音楽を作るのにはかなり無理があるのではと思った。 ところで、今回妙にイボンヌの足の描き方が気になってしまって、ちょっと艶めかしく描いてるのかな?と思っていたら、イボンヌの履いてる靴下が、片方のゴムが緩んでるのか知らないけど段違いになっていた。 しかも、それが話に一切絡んでもないまま終わってびっくりした。 なんだったんだろう。 調べたら前回は黒で、前々回は黒のニーソックスで、どちらも段違いでもなかったし、 イボンヌにずぼらな設定ってあったっけかなあ。 それともああいう段違いなファッション? 謎だ。
- 『第三世界の長井』 (13話)前回は休載明けで、いつもと比べて半分以下の6ページだったし、煮詰まって原稿を落としかけたのかなと思ったのだったけど、今回は7ページで、結局この漫画のページ数が減っただけなのかも知れない。 KOEIのネタが何なのか全然分からなかったし、相変わらず言葉尻で遊んでるのがおもしろいとは思えなかった。 ただの読者がこういうことを言うのはおこがましいのだけど、打ち切りにするのも漫画家を守る1つの方法なのでは。 このままではずっと収拾は付かずに迷走し続けると思うのだけども。
- 『リンドバーグ』 (14話)ティルダの従者ロメロの罠で、ニットの載ったリンドバーグが怪我を負ってしまう回。 波乱はあったけど、ティルダが銃をよけて後ろのリンドバーグに弾が当たる?シーンとか、ニットとロメロの機体がどういう飛行でぶつかりそうになったのか、とか、コメットの怪我してる部位のやたらなアップであるとか、絵を見ただけでは状況が分かりづらかった。 アップが多いし背景を白く抜いてる事も多いので、どこが上で下かなど、一目見てすぐに空間が分からないってのが今回凄く気になった。 空間が分かりづらいと絵のハッタリもいまいち生きないだろうしもったいないと思う。
- 『楽神王』 (14話)楽人はアルモーニカから本当の敵を教わり、その後で空間の狭間を抜け弟を倒す、という展開。 弟があっさり負けを認めたのも拍子抜けだし、楽人が兄弟喧嘩感覚で弟を倒したのも違和感があった。 バトル物で主人公を争いの嫌いな性格に設定にすると、戦う動機の作り方や、戦う事の説得力を作るのが難しいのかなとか考えた。 ところで、カルディネの使った楽譜は命ではなく血を使って強くなる楽譜で、カルディネはどうも死なないようなのだけど、そういう緩さも含めてカルディネが礼音に負けたの事もどうも盛り上がりに欠けたと思う。 どことなくあと数話で漫画が終わってしまう予感がしなくもない。
- 『いつかおまえとジルバを』 (22話)体の隠れている部分を想像力で補って興奮する、という話。 女の人に対する妄想を猫に当てはめるのに無理があったと思う。
- 『月の蛇』 (14話)飛虎の過去話。 自分のせいで仲間が死ぬというありがちな話をありがちに描いてしまっていていまいちだった。 殺しをしないと生きていけないというシビアさが伝わってこなかったのが残念。 さらわれた子供達で作られた盗賊?の逃げられない感じや過酷さが省略されているので、どうせ殺しをするのなら、上の人間を殺して逃げればいいのにって思ってしまうから。 あと最後の登場した男が「おいら」って言葉を使ってるんだけど、「おいら」って言葉が似合う顔じゃないと思うんだよなあ。
- 『信長協奏曲』 (14話) 信長(に扮したサブロー)が美濃三人衆を寝返らせて美濃を奪取する話。 藤吉郎が成り上がってきて面白くなりそう。 登場人物達の顔が面長になりすぎてる気がするんだけど、美人設定のお市が信長の妻より美形に見えないのが気になる。 今回は、藤吉郎が信長の草履を暖めたという有名なエピソードの使われ方など、久しぶりにこの漫画がおもしろいと思えた。
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