2011年4月15日金曜日

桜の花に寄せて。

こないだ川沿いを自転車に乗っていたら
全開ではなかったけど桜が綺麗に咲いていました。
家の近所にもしだれ桜が咲いていてそれも綺麗でした。

今日も前回行った川沿いの上流を散策したり
公園を幾つか回ってみたのですが、
葉桜が増えているものの咲き誇ってる桜も幾つかあって
見ながら歩き回ってすごく楽しく満足でした。

震災や津波、原発の事故など
色んな問題をこの国が抱えている状況で
自分が桜を見て美しいと思い、気持ちを少し楽に出来たのは
本当に幸運で、その幸運はたくさんの偶然と
たくさんの人の支え合いで成り立っていると感じます。

同時にこの時期にこういう散策をしていることに
罪悪感のようなモヤモヤしたものを感じてしまうのも否定できません。

募金の他に自分には何が出来るのか分からなくて
思いついたのは生きるのを諦めないことくらいです。
割り切れない思いを感じつつ生き続けるということ。
何があっても生き続ける事、希望を捨てないということ。
そういうことしか思いつけませんでした。

このことが他の人にとって役には立たない事かも知れない。
でも今回の災害や他の事象で死んでいった人達に対して
自分が諦めないで生き続けることが、
生きている者としての責任のように思えました。

これからさらに桜は咲き続けるだろうし
散ってしまってもまた来年多くの花が咲くでしょう。
その時にまた自分も桜を見られたらいいなと思うし
来年の今頃は震災復興が大きく前進してると信じたいです。

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